※データ部分は下記のような構成です。
(シリーズ巻名など/)判型/ページ数/本体価格(税抜価格)/発行年月/ISBNコード(下4桁)+分類コード |
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霧晴るる日まで―ある在日朝鮮人との出会いと友情の軌跡
岩田たまき/著
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「在日」として、日本人として、それぞれの意味を問い交わした交換ノート。40年におよぶ友情の軌跡を描いたドキュメンタリー。
四六判並/208P/本体1500円/2001.10/303-3 C0036
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プロローグ・28年ぶりの手紙
第一章・霧
- 「朝鮮人」と道夫
- 母の家出
- 勤労奉仕
- 学徒動員
- 軍服姿の朝鮮人青年
- 敵機襲来
- 敗戦
- ふたたび学校へ
- 食糧不足
- 母の死
- 母のメッセージ
第二章・出会い
- 自立を求めて
- ひそかな楽しみ
- 自立
- 元守との出会い
- 「朝鮮を知ってください」
第三章・交換ノート
- 夜道の語らい
- 交換ノート
- 岐阜への移転
- 新しい職場
- 身に沁みる元守の優しさ
- 「すばらしい友垣でした」
- 別れ
第四章・岐阜からのノート
- みんな泣き顔
- 元守の母の変調
- 服毒
- 再会
- 友を得て
- 愛のかたち
- 決断
第五章・結婚――長野へ
- 結婚生活
- 帰国を考える元守
- 茂との別れ
- 継母と朝鮮
第六章・再会
- 逡巡
- 岐阜の家
- 夏仲間
- 在日朝鮮人作家を読む会
- 父と娘
- ふだん着のつきあい
- 飯田の家
- 「国籍は天にあるのだから」
第七章・韓国への旅
- 元守の祖国へ
- 韓国文学学校との交流会
- 市内見物
- 元守の興奮
- 光州訪問
あとがき
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岩田たまき(いわた・たまき)
1929年、島根県に生まれる。
1964年、島根県立津和野高等女学校卒業。洋裁士。現在、千葉県在住。長野県詩人、「吠」の会(詩とエッセイ)会員。著書に、津田真理子のペンネームで『ふたりの桜貝』がある。『季刊ふるさと紀行』にて執筆中。
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